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【ドッグフードVS生食】犬の手作り餌のすすめ!生食の効果と注意点

わんちゃんの餌として一般的なドライフード。

常温で保存が利いて安いので便利ではありますが、そのデメリットにあまり目が向けられていません。

というわけで今回は犬の餌に生餌はいかが?というお話。

ぶっちゃけ手間はとんでもなくかかりますが、そのメリットは絶大です。

 

当サイトでは特定の餌からのキックバックはもらっていないので、良い点も悪い点もがっつりさらけ出します。

 

カップ麺で満足できる?

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例えば栄養が完璧で安いカップ麺があったとして、あなたは3食それで満足できるでしょうか。

味が少し変わったとしても、同じ食感で似たような見た目だといずれ飽きてしまいますよね。

これと同じで、犬もドライフードにはいずれ飽きがきます。

栄養価はかなり向上し、味も様々ありますがそれでも飽きてしまいます。

また栄養価がいいとしても、常温保存できるように余計なものが入っていることも忘れてはいけません。

 

 

 

保存料なしのドライフードはありえない

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保存料不使用のドライフードが存在しないと言う意味ではありません。

実際、保存料不使用をうたうフードは存在しますし、体にいいでしょう。

ただ、ちょっと考えてみてください。

一度開封し、何日も保存できる食べ物がどれだけあるでしょう。

食べ物である以上、腐ることは避けられません。

水分が少ない食べ物ならぐずぐずに朽ちてしまうことはありませんが、間違いなく酸化はしています。

劣化した食べ物が体に良いわけがありません。

つまり保存料不使用だから安全だとも限らないんです。

保存料をよしとはしませんが、無意味に添加されているものではなく、劣化して危険な状態にならないようやむなく使われているものだと言うことは理解しましょう。

場合によっては許容範囲の保存料が添加されていたほうが体調を崩しにくいと言う場合もあるでしょう。

ちなみに冷蔵保存は酸化防止に有効ですが、出し入れすることでフードが結露してカビを誘発するのでおすすめしません。

 

 

 

嗜好性・安全性で言えば生食が絶対的に上

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これらを加味すると、味のバリエーションが出せて、保存料や添加物を極力与えないというメリットから手作りの生食がベストであると言えます。

もちろん昨今のペットブームで、メーカーも犬にストレスを与えないフードの開発を盛んにしていますが、やはり生食にかなうものは完成していないと言っていいでしょう。

これは一例ではありますが、長く病院にかかっていた体調不良のわんちゃんが、生食に変えたことでスッと体調が治ったと言う話もあります。

これはそのわんちゃんがフードに含まれる成分が体に合わず、治療が必要な疾患でなかったという稀な例ではありますが、これほどフードに含まれる物質がわんちゃんのストレスになっているとわかる例でもあります。

 

生食のデメリット

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生食にもデメリットがあることは覚えておかなければなりません。

 

ドライフードに戻れないことがある

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これは志向性の高さゆえですが、一度生食を習慣にしてしまうとドライフードに戻したときに食べてくれないことがあります。

いわずもがな食事を十分に取らないと体調を崩してしまいます。

一度生食にトライしたのなら、生涯生食を与え続ける覚悟を持っていたほうがよいでしょう。

特に特定の疾患で機能性フードを使用するときに大変になってしまうので、注意が必要です。

 

 

人間の食事と必要な栄養が違う

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犬は本来肉食性の生き物です。

長い間人間と過ごしたことで人間に近い食性(雑食)に近づいてはいますが、元来肉食として生まれた生き物なので肉食性優位なことには変わりありません。

日本人も元々農耕民族だったので、肉は食べられるけど肉食優位になったことで消化器系の疾患が増えたのは有名な話ですよね。

犬もこれと同じように人間と同じものは食べられても、人間とは必要な栄養素が違います。

簡単に言えば、人間のようにエネルギー源(糖質)をメインにおかず(たんぱく質)を食べるようなメニューだとバランスが悪く、とたんに肥満になったり病気になったりしてしまいます。

このため犬の栄養学についてゼロから学ぶ必要があり、これが自作餌に挑戦する最大の難所とも言えます。

 

 

コストがかかる

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ドライフードはコスパの面から見ると驚くほど安く作られていることがわかります。

場合によっては同じ重さの米より安かったりしますよね。肉を主原料にしているのにこれはありえないことです。

人間の食事と同じとまでは言いませんが、犬の自作餌にはかなりのコストがかかります。

我が家の小型犬の例でいっても、月5,000円は下りません。

これは栄養を重視すると様々な肉や魚を集める必要があるためで、例えば単純に鶏ムネ肉を5kg買えば良いといった材料ではないからです。

将来的な健康と愛犬の喜びのためにこれぐらいの額は出せますが、継続できなかったり質の良い自作餌を与えられないのであればむしろ与えないほうが良いこともあります。

 

 

自作餌は高級料理と同じ

最初にドライフードをカップ麺に例えたのと逆の例で、自作餌を高級料理に例えて考えてみましょう。

人間における高級料理は味はもちろん良く、健康に悪いということもありません。

しかしそれを毎日食べられるでしょうか。

コスト的な面、時間的な余裕などを考えると毎日食べるのは難しいですよね。

人間であればそのとき食べたいもの、食べられるものを選べますが、犬は食事を人間に依存しています。

世話をするという責任の根本としてこの犬の食事の用意があります。

高い志をもって、「犬には健康で幸せな食事を与えたい」と自作餌に挑戦するのはすばらしいことです。

しかしそれは犬に毎日高級料理を用意するのと同じで、大変な努力が必要になります。

個人的には生食の自作を強くおすすめしますが、ちゃんと自分にできるかをまず考えて挑戦してあげてくださいね。

 

 

 

気が向いたらシリーズ化して詳細を書いてみようと思います。

紹介する以上責任も重くなるので、あくまで気が向けば・・・。

 

 

 

 

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